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今年で22年目になる看護師です。端から見ると「ベテラン」ということになるのでしょうか?院内の若手の指導や関連の看護師養成施設で臨時講師をしたりすることもありますが、私自身まだまだ発展途上と思っていて、日々勉強をしています。そんな立場から自分の勉強と若い看護師へのアドバイスを兼ねて、普段あまり言えないこともまとめてみました。
看護師が注射をはじめとする基本的な技術を学び、キャリアアップする先に、転職の機が訪れることもあります。転職を決意したら、さっそく転職活動を始めることと思います。書類審査を通過し、「いざ面接!」となった場合に慌てなくてもいいように、もう一度、看護師転職の面接の基本マナーと心構えを押さえておきましょう。
・身だしなみ……医療従事者にとっては、清潔感が非常に大切です。とくに髪型は見た目の印象を与えやすく、乱れていた場合は、マイナス評価となってしまいます。化粧も薄めで、服装もブラウスやシャツに、ジャケットを着用していきましょう。また、カバンも黒色のオーソドックスなものがいいでしょう。
・遅刻は厳禁……基本的に「遅刻は絶対にしてはいけません」これは社会人としては当たり前のことです。時間にルーズな人は、仕事などにおいてもルーズであると思われがちです。もし、遅刻しそうな場合は、必ず事前に電話で連絡を入れましょう。
・携帯電話の電源はオフ……マナーモードにすれば大丈夫だと思う人が多くいらっしぃますが、基本的には携帯電話の電源はオフにしておきましょう。
・入室前も礼儀正しく……面接会場に入る前からチェックされている場合があります。受付の人に対しても礼儀正しく挨拶し、待っている間も姿勢を正しくしていましょう。携帯電話やスマホを触るのもやめましょう。
・入室の挨拶……ノックは2回、「どうぞ」と声がかかるのを待って入室します。その際、面接官に向かって「失礼します」と大きな声で挨拶します。ドアは後ろを向いて閉めます。後ろ手で閉めるのはマナー違反です。
・面接中は元気よく……明るく元気よく、ハキハキと受け答えしましょう。面接官の目を見て、丁寧な言葉遣いでしっかりと話します。コミュニケーション能力があることを分かってもらうためには、会話のキャッチボールを意識しましょう。
・志望動機を明確に……面接で必ず質問されるのが、転職理由や志望動機です。これは事前になにを答えるか決めておきましょう。この二つが曖昧だと、採用担当者にマイナスの印象を与えてしまいます。
・退室の挨拶……面接が終わると、「本日は面接のお時間を頂きありがとうございました。」と必ずお礼を述べるようにしましょう。
・お礼のメール……面接後、余裕があればお礼のメールを出しておきましょう。この際、文章は短くまとめるようにしましょう。
以上、これらのことは、社会人としての基本的なマナーでもあります。面接官に少しでも良い印象をもってもらい、採用につながるようにしましょう。